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babÿart STORY
心の力 × 知の力で、未来を育てる
「非認知能力」(こころの力)と、「認知能力」(学びの力)は、どちらも子どもにとって大切な“生きる力”。私たちは、その両方を育む体験を届けていきます。「認知能力」は、読み・書き・計算など、学びの土台となる力であり、乳幼児期からの発達支援においても重要な要素です。けれど実は、それらの「見える力」を支えるもう一つの土台があります。それが、「非認知能力」です。「非認知能力」とは、数値化が難しい、心の働きや社会性に関わる力のことを指します。
・自己肯定感(自分を信じる力)
・自己制御力(感情や行動をコントロールする力)
・意欲(やってみようとする力)
・社会性(他者と関わる力)
といった能力が含まれます。
これらは一見、学力とは関係ないように思えるかもしれません。 しかし、最近の教育・心理学の研究では、非認知能力が子どもの長期的な学習成果や人生の満足度に深く関わっていることが明らかになっています。さらに、非認知能力は認知能力とも相互に関係しています。たとえば、「間違えても大丈夫」という自己肯定感がある子どもは、失敗を恐れずに挑戦でき、結果として知的な成長(認知能力)にもつながります。 また、感情を落ち着かせる力(自己制御力)があることで、集中力や問題解決力も高まりやすくなります。つまり、非認知能力は“学ぶ力”を育てるための、もうひとつの大切な土台なのです。「知育」の取り組みをより実りあるものにするためにも、非認知能力の育成は欠かせません。 目に見える成果だけでなく、子どもの内側で育っていく「生きる力」にも、ぜひ目を向けてみてください。